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最終更新日:2026年8月16日
「290」は、エコジョーズ(高効率給湯器)だけに出る排水系のエラーです。冬の朝や大雨の日に出た場合は一時的なことも多く、慌てる必要はありません。仕組みから対処まで順に解説します。
エラー290は「ドレン排水・中和器系統の異常」。エコジョーズが燃焼時に発生させる結露水(ドレン)を正常に排出できていない状態です。主な原因はドレン配管の凍結・詰まり・大雨による水の侵入で、安全のため燃焼が制限されます。
細いドレン配管は凍結しやすく、排水できずエラーになります。気温が上がると自然解消することがほとんどです。
落ち葉・泥・虫などで配管の出口や排水口が塞がると、行き場を失った水が逆流してエラーになります。
横殴りの雨で排気口から雨水が入り、ドレン経路の水位が上がって一時的に検知されるケースです。天候回復後に解消します。
上記に当てはまらず繰り返す場合は部品の故障、設置直後なら施工(ドレン配管の勾配等)の問題が疑われます。
給湯器の下から伸びる細い配管の出口(排水口)が、落ち葉・泥・雪などで塞がっていないか確認し、詰まりがあれば取り除きます。外から見える範囲の確認だけでOKです。
冬の朝なら日中の自然解凍を、台風・大雨なら天候の回復を待ってから再運転してください。
電源プラグを抜いて1分後に差し直します。原因が解消していればエラーは消えます。晴れた日・暖かい日でも繰り返すなら部品故障のサインです。
| 対応 | 費用の目安 |
|---|---|
| ドレン配管の詰まり除去・修正 | 8,000〜20,000円 |
| 中和器の交換 | 20,000〜40,000円 |
| 水位電極・センサー交換 | 15,000〜30,000円 |
※機種・業者により変動します。あくまで一般的な目安です。
中和器は消耗部品で、寿命が近づくとエラー920・930も表示されるようになります。使用10年前後で290が頻発するなら、交換見積もりとの比較をおすすめします。
業者選びから考えたい方は「給湯器交換はどこに頼む?おすすめ業者ランキング」もご覧ください。
機種により制限運転になる場合と停止する場合があります。いずれも排水異常が背景にあるため、原因確認を優先してください。
ドレン配管の凍結がほぼ確実で、故障ではありません。日中に自然解消します。毎朝続くなら配管の保温対策を業者に相談しましょう。
雨水の侵入による一時的な検知の可能性が高いです。天候回復後にリセットして、消えれば問題ありません。
出ません。ドレン・中和器はエコジョーズ特有の構造のため、290はエコジョーズだけのエラーです。
給湯器の下部から出ている細い配管で、排水口や雨水枡につながっています。運転中に少量の水がポタポタ出るのは正常です。
外から見える出口の詰まり除去までにしてください。配管の取り外しは接続不良・漏水のもとになるため業者に任せましょう。
2〜4万円前後が目安です。本体が10年近いなら、給湯器ごと交換した方が長期的に安くつく場合もあります。
どちらも中和器まわりのエラーです。290は「排水できない」、920・930は「中和器の寿命」を示します(920・930の解説はこちら)。
ドレン配管の勾配不良など施工の問題が疑われます。設置業者に工事保証の範囲で点検を依頼してください。
見える範囲の詰まり確認だけ行い、直らなければ管理会社・大家さんに連絡してください。
エラー290はエコジョーズの排水系エラーで、「凍結→詰まり→天候→部品故障」の順に疑うのが近道です。天候・季節要因なら自然解消しますが、条件に関係なく繰り返すなら中和器まわりの劣化です。10年前後の機器なら修理と交換の両方の見積もりで比較しましょう。