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最終更新日:2026年8月16日
エコジョーズに「920」が出たら、それは故障ではなく「中和器という部品の寿命が近い」という予告です。ただし放置して「930」に変わるとお湯が完全に止まります。920のうちに動くのが正解です。
920は「中和器の寿命が近づいた」警告表示で、お湯はまだ使えます。930は「中和器が寿命に達した」表示で、給湯・湯はり・追い焚きがすべて停止します。どちらもエコジョーズ特有のエラーで、根本対応は中和器の交換(または本体交換)です。
| 920 | 930 | |
|---|---|---|
| 意味 | 中和器の寿命が近い(予告) | 中和器が寿命に達した |
| お湯 | 使える | 使えない(全機能停止) |
| 対応期限 | 目安1か月以内に手配 | 即対応が必要 |
エコジョーズは排気熱を再利用する際に酸性の結露水(ドレン)が発生します。これをそのまま流すと配管や環境に悪影響があるため、炭酸カルシウムで中和してから排水する部品が「中和器」です。中和剤は使うほど消耗するため、燃焼量の累積で寿命を迎えます。給湯器本体の寿命(約10年)と近いタイミングで表示されることが多いのはこのためです。
設置から年数が浅い(〜8年程度)なら中和器の交換が合理的です。メーカーまたは専門業者に依頼します。
設置から10年前後なら本体交換を検討すべきタイミングです。理由は3つ:①中和器の寿命≒本体の設計標準使用期間②中和器を替えても他部品の劣化は進んでいる③部品供給の終了が近い。中和器交換に数万円かけた直後に本体が故障する「二重払い」を避けられます。
| 使用年数 | 推奨 |
|---|---|
| 〜8年 | 中和器交換(2〜4万円前後) |
| 8〜10年 | 両方見積もりを取って比較 |
| 10年〜 | 本体交換が現実的(10年保証付きの新品へ) |
※費用は機種・業者により変動します。あくまで一般的な目安です。
業者選びから考えたい方は「給湯器交換はどこに頼む?おすすめ業者ランキング」もご覧ください。
使えます。920は予告表示です。ただし放置すると930に変わり全機能が停止するため、1か月以内を目安に交換手配をしてください。
給湯・湯はり・追い焚きがすべて停止し、お湯が一切使えなくなります。交換するまで復旧しません。
一時的に表示が消えても中和剤の残量は戻らないため、根本解決にはなりません。放置すれば必ず930に進みます。
使用量によりますが、一般に数週間〜数か月とされます。冬前に920が出た場合は特に早めの手配をおすすめします。
部品・工賃込みで2〜4万円前後が目安です。機種・業者により変動するため見積もりで確認してください。
出ません。中和器はエコジョーズ(高効率給湯器)特有の部品です。
290は「ドレンを排水できない」詰まり・凍結系の異常、920・930は「中和剤の寿命」です。どちらも中和器まわりですが原因が異なります(290の解説はこちら)。
本体交換との比較をおすすめします。中和器交換後に本体が故障すると費用が二重になるためです。両方の見積もりを取りましょう。
管理会社・大家さんに連絡してください。設備の消耗部品のため、交換費用は原則所有者負担です。
来ます。中和器は消耗部品のため、エコジョーズを使い続ける限り約10年周期で寿命を迎えます。次回に備えて保証・点検の長い業者で交換するのがおすすめです。
920は「もうすぐ止まる」予告、930は「止まった」通知です。リセットや掃除では解決せず、対応は中和器交換か本体交換の二択。設置10年前後なら本体交換の方が合理的なことが多いため、920が出た時点で両方の無料見積もりを取り、930で止まる前に決着させましょう。